2026/09/21 19:11

赤LEDランプ点滅(安全機能)の仕組み
赤LEDの点滅は、ポンプの焼き付きや故障を防ぐ安全装置(プロテクト機能)が働いている状態です。

【動作のながれ】
電源が入ってモーターが回り始めると、内部のマイコン(小型コンピューター)がコイルに流れる電流を常時監視します。
電流が正常範囲であれば、そのまま運転を続けます。

① 動作開始時にポンプ内に空気が残っているとき(始動時のエア噛み)
電源を入れた際、ポンプ室内に空気が残っているとインペラーが空回りし、コイルに流れる電流が正常より下がります。
これを検知すると、超スロー回転+赤LED点滅となり、5秒後に再起動(エア抜き動作)を試みます。
空気抜けが確認でき電流が正常に戻ればそのまま通常運転へ移行し、空気が抜けない場合は5回までリトライを繰り返します。
5回繰り返しても変わらない場合は、赤LEDが点滅したまま動作を完全に停止します。

② 水中で空気を吸い込んだとき・水不足になったとき(運転中の空運転)
運転中に水位が下がったり空気を多く巻き込んだりすると、インペラーの抵抗がなくなって電流が下がります。
マイコンがこれを検知すると、超スロー回転+赤LED点滅で5秒後に再起動を試みます。
5回繰り返しても電流が低いままの場合、軸受やシャフトの焼き付きを防ぐため、赤LEDが点滅したまま動作を完全に停止します。
(※安価なポンプはこの機能がないため、空気中で回すと軸受が焼き付いてしまいます)

③ 異物を吸い込んだとき・フィルターが詰まったとき(過負荷)
給水側の詰まりや異物の吸い込みでインペラーに負担がかかると、逆にコイルに流れる電流が正常より跳ね上がります。
マイコンが異常を感知すると超スロー回転+赤LED点滅となり、こちらは7回リトライを行います。
7回繰り返しても電流が高いまま(負荷が下がらない)場合、モーター保護のため、赤LEDが点滅したまま動作を完全に停止します。

【まとめ】
「空気噛みや水不足(電流ダウン)」および「異物・詰まり(電流アップ)」のどちらの異常もマイコンが正確に検知し、
ポンプが壊れる前に自動で緊急停止・保護する安心の構造です。